モーツァルト モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K一六五より〈アレルヤ〉2
モーツァルトの《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》は、オーケストラを伴った声楽曲で、このなかの第三楽章で歌われるのが、有名な〈アレルヤ〉である。
わずか15分たらずのものだが、オーケストラと競うようにして歌われる、じつに清澄で楽しく、美しい曲だ。
ところで、カストラートというのは、成人してからも高い音域が出せるように、変声期以前に去勢された男性歌手のことである。
十七世紀から十八世紀の前半にかけて隆盛を誇っていたが、そのカストラートの先駆けがファリネッリだった。
その彼は、1705年の1月24日、イタリアのアンドリアで生まれている。